”素直に生きる”

 

言葉にするとシンプルだ。

 

でも実際にこうなっている人がこの世にどれくらいいるだろうか?

 

多くの人は社会という枠の内側で制限付きの人生を生きている。

現代文明というのは生命の本質とは別のところで人工的に作られたものである。

 

社会的にまともに生きようと思うと、

自ずと自己を殺して生きなければならない。

 

もちろん、当の本人がそれでよければ構わない。

 

でも、心の奥であなたの魂は何を求めているだろうか?

 

そんな生き方を本当に望んでいるだろうか?

 

否、その証拠に多くの人が心からの幸せを感じれず生きている現実が答えだろう。

 

本当は心の奥では自分らしい生き方を求めているのだ。

 

ただ問題は自分らしさとは何か?

多くの人がそれを理解していないことだ。

 

自分らしく生きよう!

聞き古したセリフだ。

 

そうありたいと願うも実現できる人は一握りだ。

 

なぜか?

 

答えは簡単だ。

 

自分自身を理解できている人はほぼ皆無だからだ。

 

自分らしさを求めるとき、

人は外に答えを求める。

 

自分探しの旅がいい例だ。

旅行にでも行けば自分が見つかるとでも思っているのだ。

 

そんなのは幻想だ。

 

外に答えなどない。

 

じゃあ一体どこにあるのか?

 

もちろん、それはあなたの内側だ。

答えは内側にしかないのだ。

 

テレビをつければ、スマホを見れば

あの手のこの手で何かを買わせようと必死に広告が訴えてくる。

 

これを買えば今より幸せになれるに違いない。

 

そう思って次から次に消費しても物や思い出が増えるだけで、

心の奥はいつまでも満たされない。

 

そらそうだ。

 

外部から動機づけられて行動しても、

本心ではないから満たされないのだ。

 

そうではなく、

内側から湧き出る衝動、欲求に従って行動することで

真の意味で自分自身を満たすことができるのだ。

 

こんなことは私がいうまでもなく、

幼児でも知っている。

 

いや、

幼児だからこそ知っているとも言える。

 

彼らは知っているのだ。

 

自分の内側に答えがあることを。

 

その自分の内側の声を聞き、

素直に表現することで自分自身が満たされるのだ。

 

そうすると今よりは他人に優しくできるだろう。

 

争いも今よりは減るだろう。

 

突き詰めると、

世界がこんなにも混乱しているのは

 

人間が自分自身に素直に生きることが

できなくなってきたからだともいえないだろうか?

 

少なくとも私はそう感じている。

 

なら答えはシンプルだ。

 

素直に生きよう

 

それがあなたがあなた自身を満たし、

真の幸福を感じる唯一の手段だ。

 

そのためにどうしたらいいのか?

 

「汝自身を知れ」

 

この一言に尽きる。

 

今までこのために様々な試みがされてきた。

さまざまな学問や医学、また芸術などもそうだ。

 

広義の意味では

スポーツなども当てはまるかもしれない。

 

方法はどんな物でも構わないが、

 

私はそのためには

潜在意識の探究が不可欠だと直感し

研究と実践を続けてきた。

 

人の意識は広大だ。

 

現代科学により

意識できるのはわずか数%だということも判明している。

 

奇しくもこれは、

人間が現代の科学で検出できる宇宙の割合と近似する。

 

実に宇宙の96%は

ダークエネルギー、ダークマターと呼ばれ

現代の科学では検出すら不可能なのだ。

 

だが、もしこの先人類が

この96%をわずかでも解明することができれば

劇的に宇宙を理解することになるだろう。

 

それと同じで、

人間もまた96%ほどが潜在意識と呼ばれる

無意識の領域で動いているのだ。

 

あなたはここにロマンを感じないだろうか?

 

この潜在意識に少しでも触れることができれば、

あなたはあなたをより理解することができるだろう。

 

今まで存在はしたけれども

認識されていなかったことが認識されるのだ。

 

すると、

あなたは今までのあなたではいられなくなるだろう。

 

あなたはインターネットのない世界に戻れるだろうか?

 

たとえ、

子供の頃にネットのない世界に生まれ育った人でも、

もはやネットなしの人生は考えられないだろう。

 

もし、あなたがそう願ったとしても

もう社会自体が後戻りできないのだ。

 

それくらい、

認識するという行為は鮮烈だ。

 

あなたが一度、

あなたの潜在意識に存在してきた想いに気づいたなら

もう後戻りはできない。

 

その瞬間に

今までとは異なる世界線への移行が完了しているのだ。

 

もしかしたら、

こう聞くとあなたは尻込みしたかもしれない。

 

だとするとあなたの直感は正しい。

 

そう。

 

潜在意識はパンドラの箱でもあるのだ。

 

一生開けずに終わるもよし

開けて異なる世界線に転生するもよし

 

あなたの自由だ

 

だが、私はもう確信している。

 

私の話をここまで聞いた時点で、

もう答えは出ているだろう。

 

ようこそ新しい世界へ

 

さぁ、パンドラの箱は目の前だ

 

そこに何が在るか?

 

是非とも、その目で確かめてほしい。