
こんにちは!
ドイツで医師に指導したこともある
心と体の専門家・常川です。
今日も、
健康を取りもどすうえで
ヒントになることをお伝えしていきますね。
さて、今日は私が以前に
海外に住んでいた頃の話をしようと思います。
私は、25才でオーストラリアに移住したのですが、
向こうでは飲食店の雇われ店長として働いていました。
今とは、全く違う職種ですね^^
じつは、そこでの働きっぷりが尋常ではありませんでした。
なんと、週に60時間も働いていたのです。
それも、とても忙しいお店で、
立ち止まる暇もなく動き続けていました。
「いやいや、60時間労働って別に特別じゃないよね・・・」
と思われたかもしれません^^
確かに、ここ日本ではそれ以上働いている人も大勢いますね。
ただ、オーストラリアでは、正社員は週35時間程度が基本なのです。
そして、皆、ゆる~く働いています。
(シドニーなどの大都会では話は少し違ってきます。)
人は、周りと比較して、自分の状況を判断しますので、
周りのオーストラリア人がゆるく、かつ裕福に暮らしている中、
奴隷(言い過ぎ)のように働くのは、かなりの苦痛なんです^^
自由なライフスタイルに憧れて
オーストラリアに移住したはずが、
日本で会社勤めをしていた頃よりも、
ガツガツと働いていた私ですが、
精神面はというと・・・
とても意外なことに、
全くの健康で、幸福度も高かったのです!
これが今日の重要なポイントなのですが・・・
ちなみに、なぜ私は、精神的に健康だったのだと思いますか?
職場でのストレスがなかったから?
たしかに、日本よりもストレスは少ないでしょうが、
時給が日本よりも数倍高いオーストラリアでは、
スタッフも雇いにくく、私の仕事量は、
異常なくらいの量をこなしていましたので、
ストレスは決して少なくありませんでした。
やりたいことをやっていたから?
たしかに、「オーストラリアに住む」という
やりたいことをやってはいましたが、
住んでしまえば、それが「当たり前」になってしまいますし、
仕事内容は、自分の理想とはかけ離れていましたので、
これも違いますね。
給料が高かったから?
たしかに、オーストラリアの給料は、
日本の相場と比べると、約1.5倍ほどなので、
日本でサラリーマンしていた時よりも
随分と多くもらっていましたが、
とくに使うあてもなく、贅沢するわけでもなかったので、
「給料減ってもいいから、勤務時間減らないかなぁ~」
とすら思っていましたので、
これも違いますね。
では、一体何で私は、長時間拘束にも関わらず、
幸福度が高かったのでしょうか?
それは・・・
============
目標を持って働いていた
============
からなんです。
「えっ、それだけ?」
はい、それだけなんです^^
どういうことかというと、
私は、その当時、オーストラリアの永住ビザの獲得を目指していました。
そして、その先で、オーストラリアの大学と大学院に進学して、
自然療法士(カイロプラクター)になることを目標としていたのです。
オーストラリアの大学に進学するには、
どうしても永住ビザが必要だったのです。
なぜかというと、余談ですが、
外国人だと、数千万円を超える学費が、
国の援助で、ありえないくらい安くなるのです。
その目的のために、働いていたのです。
なので、そんな過酷な環境にも関わらず、
精神的には健康で、幸福度も高かったのです。
では、どうしてそんなことに気づいたのかというと・・・
それは、日本に帰国すると決めた後のことなのですが、
向こうで、すでに4年も生活していたので、
帰国すると決めてから、実際に帰国するまで数ヶ月かかりました。
そして、その間も仕事を続けていたのですが・・・
なんと、
精神的に参ってしまい、
ストレスから、喉のつまり感がでて、
ついには、毎日吐き気を訴えるほどになってしまいました。
その間、とくに仕事内容などの変化は一切ありません。
では、何が変わったか?
それは、自分の「何のために働くのか?」の答えである、
「オーストラリアの大学を出て、自然療法士になって活躍する」
という、働く”目的”がなくなってしまったのです。
いや、正確にいうと、
働く目的が、”お金”と”義務”になってしまったのです。
何が言いたいかというと、
人が仕事が原因で健康を害するときというのは、
仕事の内容よりも、
仕事でのストレスよりも、
仕事をする目的がズレているときだということです。
仕事をする理由が、
「働かないといけない」
という”義務感”からきていたり、
「生活するにはお金が必要だし・・・」
という”お金”のためだったりすると、
人は、苦痛を感じ、体内でストレスホルモンを生成しだし、
ほっておくと、病気になってしまう
ということなんです。
逆に、少々過酷な環境であろうと、
ブラック企業であろうと、
働く目的が、ズレていなければ、
健康を害さない場合もある!
ということなんです。
それほど、仕事にしても、人生にしても、
「目的」が最重要
ということですね^^
それを、身を持って体験してきました^^
ということで、まとめると・・・
「あなたは、何のために働いていますか?」
この問いの答えが、「お金」や「義務」だとすると・・・
病人がいつまでたってもやめられない可能性が高くなりますし、
本来得られるはずの、
人生の”幸福度”も”満足度”も
グッと低くなってしまいます。
そこで、大切なことをお聞きしますね。
もし、あなたが一生、生活に困らないだけの
お金がすでにあったとしたら、
それでも働くのだとしたら・・・
「一体何のために働きますか?」
ここを、じっくり自分自身に問いかけてみてくださいね^^
将来の幸福度も、健康度も、これ次第で大きく変わってきますので。
今日は以上ですが…
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